【エコ】食品のリスクは農薬よりも病原菌。期待できるGAP。

農薬というのは、水で希釈して使うように水溶性なので、水で洗うと落ちます。
重曹で洗うという人を見かけたけれど、その根拠は見かけませんでした。
重曹は必要ないと思います。ただ、汚れは落ちるでしょうね。タワシより皮をこすらなそう。
重曹の根拠を探していて、農薬を皮膚につけてしまった場合は水で洗う。有機リンの場合はアルカリが分解するので石鹸で洗うと良いとありました。残留を直接ついてる場合だと思ったのかな。だとすると石鹸で洗ったほうが良さそうな。
電解水に関しては、わけわかんないとしか。塩を分解してハイター薄めたようなものを作るものがあるので、それは表面の菌を殺菌するかも。
害が無いから良い、と言っても、余計なものは使わないのがエコだし。
(私は結構、振り回された口なんですけどね。。。)

洗うことを調べていて、気になったのは農薬より食中毒でした。
イギリスの雑誌が有機農業のリスクとして、病原性大腸菌やサルモネラ菌に汚染されることを指摘しています。
これは堆肥が発酵不十分な場合、病原菌が残ってしまうことによるものです。
日本の場合、有機農業だけでなく、慣行栽培でも堆肥を使用します。つまり、野菜には病原菌がついている可能性があります。
(ま、土で育ててるものですから、手に土がついたときバッチイと思うそのままでしょうけど)

で、病原菌は洗えば落ちます。土がついた野菜を土がついたまま食べませんよね。
でも、カットした場合には中に入りこみ、洗っても落ちなくなるようです。
カット野菜として売っているものは、加工食品なので病原菌の検査がされています。
根菜は市場に並ぶまでに、機械で洗われているようです。(だからまっすぐなものしか出荷できないとも)
じゃ、葉ものは?レタスやキャベツ。
残念ながら、丸ごとは一人暮らしには勘弁して欲しい大きさです。4分の1くらいにカットしてあるものを買います。
。。。土がついているのを見たこと無いから、外葉を取って、洗ってから切ってるのだ。。。きっと。。。

期待できそうなのは、GAP(適正農業規範)です。農水省の説明はここ[pdf]
物を製造する仕事をしていればおなじみの、品質管理方法を指すようです。
つまり、各工程で、何をしたかを記録に残しておいて、審査します。
衛生管理は堆肥だけでなく、水、人、機械などにも及びます。病原菌をカットするだけでなく、過去に起きたようなカイワレに対する風評被害も、対策を証明できることで防ぐことが可能です。
作業は大変なのですが、「安全を証明しなさい」というときに何よりの証拠になりますし、改善点も見つけやすくなります。

日本は農産物の大輸入国です。
ヨーロッパがGAP導入を検討していて、遅れると、ヨーロッパではねられたものが日本に回ってくるという事情があるようです。
で、外国産だけ規制すると、貿易摩擦が起きるので日本でも導入するようです。
でも、GAPで管理できるのは衛生だけに止まりません。無論、農薬に関してもチェックします。
来年から始める自治体がでるので、GAPと記された野菜がスーパーに出そうです。
楽しみです。

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この記事へのコメント

2005年10月30日 03:26
よくカット野菜は大腸菌が…という話は聞きますが、カット野菜っていうと、野菜炒めやサラダ用に何種類か切って詰め合わせているものだとおもってました。でも何分の1っていうのも立派なカット野菜なんでしたね。GAP導入、されるといいですね。
2005年10月30日 18:50
かたつむりさん、こんばんは!
かなり安全な野菜が手に入るようになるみたいです。ヨーロッパがさっさと導入してくれないと、アメリカと摩擦が起きたりするのかなと心配でもありますけど。

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