【石鹸】石鹸だけではエコでは無い

LCA(ライフサイクルアセスメント)という環境負荷の測り方がある。
石鹸と合成洗剤の環境に与える影響は、どちらが多いとは言えない。

ライフサイクルアセスメントとは、製品が作られ、売られ、使われる一生の間に環境に与える影響を見る考え方。ピンポイントを見て、環境に与える影響が大きい小さいというのはおかしいわけで、トータルして考える必要がある。

合成洗剤をやめて、石鹸に変えるというのは環境には別にどうってことない。
学者の間では、すでにこのような話をする人はいない。
石鹸か合成洗剤かは、単に使用感や好みで決めれば良い。だから使用感や肌がどうこう、という話はしない。
好みの話ではなく、環境の話をしたい。

環境に良い商品と言うものは存在しない。全ての人の活動は、環境に影響を与えるものだから。
だから、何を引き算できるかで考えないといけない。

石鹸の問題は、環境によって使用感が大きく左右されてしまうところに問題がある。
お湯を沸かして使う、といった、合成洗剤にプラスする行動があるのならば、環境に与える負荷が大きくなっていると言える。日本は軟水なので石鹸使用でほぼ問題ないが、それは日本限定の話だ。

ただし、環境にマッチしているのならば、負荷を低くできる。
汚れ落ちが良いので、手を通したくらいで洗わなくても良い。結果的に水も石鹸も使用量が少ない。
蛍光増白剤で、青い色をつけなくても白くなる。
漂白剤を使用しなくても、汚れが残らないから部屋に干しても匂わない。
匂わないから香料はいらない。
柔軟材を使わなくても、ふんわりして水を良く吸う。

なるべく引き算を考えて生活したい。
「環境に良い」などという言葉に惑わされて、「環境に良い」製品を足し算しないようにしたい。

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この記事へのコメント

しえる
2005年04月19日 21:12
もう書かなくなっちゃったんですね…。
今更かもしれませんが読んだのでコメント入れときます。
「石鹸だけでは…」というのにショック受けました。なるほどなぁ~…と。
私も引き算で考えるようにしたいと思います。折角、環境について考え、気づくことが出来たのだから…。
勉強させてもらいました。ありがとうございました!!
2005年04月19日 21:21
コメントありがとうございます。確かに最近はエコ関連について書いてませんねぇ。。。
エコ関係については、なんだかヘンな考え方や、過去は正しかった考え方が混在していると思います。
でも、それぞれ信じてる人が環境に気をつける優しい人なのですよね。
石鹸は洗いあがりが最高だし、やっぱり食べ物のそばではねても気にならないとか、とにかく使いやすくっていいですよね。
頑張りましょうね。
hama
2005年09月17日 10:16
はじめまして。いろいろ調べてこちらにたどり着きました。

私は、環境もさることながら、
「健康」「安全」も大切なテーマかな、と。

だからLCA的に、どちらが良いとも考えられるとしても、人体に影響があるか無いかは大事だなと思います。

ウワサで聞いたのですが、日本の大手メーカーのシャンプーや洗剤は、ヨーロッパでは安全規制がかかって売れないってのは本当なんでしょうか?ご存知ですか?

ちなみに私は、液体石鹸を使っています。
2005年09月18日 03:57
hamaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も健康や安全は大事なことだと思っています。
ただ、ずっと先の時代に生きる人たちも、健康であって欲しいと思っています。
なかなか、悩ましい問題ですね。
ヨーロッパで安全規制がかかっている話は、私は知りません。いったい何を規制しているんでしょうね。
ヨーロッパの方が硬水なので、石鹸は使えないはずなんですよね。それで石鹸を使うためにお湯をわかすのでLCAとして問題になってくるんです。
特に問題なく石鹸が使えているのならば、気にすることは無いと思いますよ。

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